【先輩社員】中村さん インタビュー

見えないところこそ丁寧に仕事をする

■業務内容と役割について

 

今の仕事について教えてください。

 

私は平成26年9月、当事務所の開業と同時に入所しました。

 

入所以前は専門商社で営業職をしており、会計事務所の業界は未経験だったため所長に一から業務を習いました。

 

今は所長から教わったことを後輩に伝えるという役割を担っており、担当先へ訪問することもありますが、主に事務所で全体のスケジュール管理や教育をしています。

 

 

事務所内で心がけていることは何でしょうか。

 

クライアントに見えない部分の仕事というのは、手を抜こうと思えばいくらでも手を抜けます。

 

しかしそういう怠惰な姿勢というのは自ずと態度に現れてしまうものだと思います。

 

だからこそ見えないところまで丁寧に仕事をするよう心がけています。

 

所長も訪問先でよく喋りはしますが、口だけでなく経理の細かいところまで必ずチェックしていますし、さらっと流しているようできちんと見ているので私も正確にそしてもっと早く仕事ができるように心がけています。


教育の部分では、自分の抱えている仕事の状況などに左右されず、何かを聞かれたらその場ですぐ教えるようにしています。

 

自分一人で考え込み、やり方がわからず作業の手が止まるよりも

 

「どこがどうわからない」ということを共有する

 

方が結果的に作業効率はあがりますし、どんなに忙しくても所長は従業員全員に対して教えることに手を抜かないので見習っています。

クライアントから感謝されることが一番のやりがいです

■龍崎会計事務所について

 

やりがいを感じるときや、働いてよかったなと思うことを教えてください。

 

月並みになってはしまいますが、クライアントから感謝をされたとき、クライアントのお役に立てたときが一番やりがいを感じます。

 

会計税務だけではなく、経営者の悩みや課題は多岐に渡ります。

 

それらの問題すべてを必ずしも解決できるわけではありませんが、共に打開策を模索する中で靄を晴らすお手伝いができた時に働いていてよかったなと実感します。

 

クライアントから質問をされ自分で解決できることが増えたり、失敗を事前に防げたときなど、自分の成長を実感できる瞬間がやりがいに繋がっていると思います。

 

 

事務所に入所した経緯について教えてください。

 

私は大学卒業後に地元高知で4年半営業職をしていたのですが、仕事を通して多くの社長と出会う機会があり、様々な話を伺う中で私自身も社長になりたいという夢を持つようになりました。

 

どういった資格があれば社長になれるのか調べていくうちに、税理士という職業に魅力を感じ、一念発起して仕事を辞め東京で勉強を始めました。

 

専門学校に通う中で知人を通して所長と出会い、会計事務所の業界について話をしてもらいました。たまたま私が就職したいタイミングと所長が独立するタイミングが一緒だったため、開業からのすべてを見ていきたいと思い働かせていただく運びとなりました。

 

 

今の目標について教えてください。

 

今も社長になる夢はあきらめていません。時が来れば、高知に戻りたいとも思っています。

 

というのも、地方から東京へと働きにいく人は多くいるものの、わざわざ地方へ働きにいく人というのは少なく、いたとしても大半はその地方の出身者だからです。


高知は産業があまりなく閉鎖的なことも相まって、経済がどんどん縮小しています。

 

高知から日本全国、ひいては世界へと発信する役割を担っていきたい。

 

現実味のない、大きすぎる夢のようにも思えるかもしれませんが、所長からも仕事は大きい夢をもってすべきだと言われているので、その夢が叶うように一つずつ努力をしています。

学校の延長線上ではないことだけは認識してほしい

■まだ見ぬ後輩へのメッセージ

 

実際に意見が通るかは別として、所長に意見は言いやすい環境だと思います。

 

所長は他の会計事務所の所長と比べると歳が若く、そういった意味でも私たちと距離が近いので、何かと話しやすいとは思います。


いざ働いてみると、テキストがなく決まった枠に収まりきらない案件に直面することが多くあります。

 

私自身もそうだったのですが、勉強をすることに慣れてしまっている人は「自分自身に一度すべて落とし込んで、納得してから行動に移す」というサイクルが出来てしまっていると思います。

 

ただ仕事というものは流動的なものであり、はっきり形の見えないぼんやりとした状態であっても手をつけなければなりません。

 

はじめのうちはその状態を気持ち悪く感じ、動くことに戸惑いを感じてしまうかもしれませんが、とりあえず一歩踏み出してみること、失敗を恐れないことが大切だと思います。

 

もちろん仕事は丁寧に教えますが、学校の講義のようにきまった答えがあるわけではないので、自分なりの考えを持ち、与えられた仕事に自分で答えを見つけ、所長や先輩のことは答え合わせのように利用してもらえたらと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【先輩社員】伊藤さん インタビュー

心がけているのは持てる力の全てを使って仕事をすることです

■業務内容と役割について

 

今の仕事について教えてください。

 

龍崎会計事務所では内勤作業がある程度できるようになると、外回りが始まります。

最初は所長と一緒に担当先に伺いますが、徐々に自分一人で行くことが増えます。

私は平成27年の1月に入社し、10月にはじめて担当を持たせてもらいました。

 

現在は毎月所長と一緒に担当するところと、2~3カ月に一回所長と一緒に担当するところとがあります。

 

自分自身の担当先は10件弱なので、残りの時間は内勤の仕事をしています。

 

 

訪問先で心がけていることは何でしょうか。

 

所長とはキャリアも知識も全く違うので同じ話をするのは絶対に無理です。

 

だからこそ自分の持てる力のすべてを使って仕事をすることを心がけています。

 

また失敗をし、怒られるのを恐れずに何事にも挑戦するようにしています。

何かに不安を感じながら仕事をすると、どうしても本来の力すべてを出し切ることは難しくなってしまいます。

 

所長とそっくりそのまま同じ仕事をする必要はないし、自分自身の良さを活かしてクライアントと向き合えばよいと所長からも言われています。

 

限界まで頑張って突き詰めていった先で、はじめて自分の持ち味がでてくると思うので、日々自分らしさを忘れないようにしています。

モチベーションがあがる出来事が日々あります

■龍崎会計事務所について

 

龍崎会計事務所の印象的な経験について。

 

印象的な経験が日々あるので難しいですが、ひとつあげるとすればクライアント先の忘年会に参加させてもらい、同年代の勤務医の先生方といろいろな話をさせてもらえたのが強く印象に残っています。

 

訪問先の経営者の方と話す機会はあっても、他業界のしかも同年代の方と交流する機会というのはなかなか少なく、同じ境遇で頑張っている人がいるということは自分自身のやる気にもつながりました。

 

 

事務所のほかのメンバーはどのような人たちですか。

 

それぞれみんな癖はありますが(笑) 明るくてよく喋ります。

 

事務所全体がチームで動き、情報の共有化が徹底されているので、わからないことはお互いに聞くことができるし、助け合える関係です。

 

比較的同世代のメンバーが多いこともあり、楽しく仕事をさせてもらっています。

 

 

事務所に入所した経緯について教えてください。

 

実家が会計事務所を経営していることもあり、以前も会計事務所に勤めていたのですが、仕事もできず環境にもあまり馴染めなかったため3ヶ月で退職しました。

 

その後、この事務所の面接を受け今に至ります。

 

前の事務所で思うように仕事ができなかったこともあり、最初の目標は試用期間の3ヶ月間をクビにならないことでした。

 

 

今の目標を教えてください。

 
自分を含めメンバーが成長し、事務所を大きくすることが今の目標です。

訪問先や日々の業務を通して、自分が思っていた以上に当事務所のサービスがクライアントから期待されていると感じることが多くあります。

会計業界の未経験者を一から担当者に育てる

 

ことが事務所の方針ですので、基本的な考え方は所長と同じです。

 

なので、

 

自分を含めたメンバー自身の成長こそが事務所の大きな発展につながる

 

と考えています。

 

 

自分が成長したと思うエピソードを聞かせてください。

 

クライアント先のある有名な歯科の先生と出会った時のことです。

 

その先生と私は2歳しか歳の差がないのですが、そのオーラに圧倒され、その時の私は何一つとして話すことができませんでした。

 

先生と自分の間にある差、そしてそんな先生とも対等な立場で接することができる所長と自分の間にある差…大きな隔たりを実感しました。

 

その時に

 

「自分が目指す税理士という職業は、このような先生方と対等の立場でアドバイスをする仕事なのだから、まずは少しでも物怖じせず話せるようにならなければならない」

 

と思うようになりました。

それまでの自分は怒られないような仕事をすることばかり考えており、それは自分のために働いているだけだったこと、仕事をする姿勢が根本的に間違っていたことに気づかされました。

 

人のために仕事をする、このことに気づいてからは仕事をするのが楽しくなりました。

もう一つは後輩が入社したことです。

当時の私は終わらない仕事を物量でカバーしようと残業ばかりしていました。

 

事務所の方針として

 

「残業をしない」

 

が掲げられていることもあり、残業をしたことを所長から怒られながらも、自分一人で何かと抱え込んでしまう癖が抜けずにいました。

 

しかし後輩に仕事を教えていく中で、自分に求められている仕事やどのような段取りをしていけば仕事を上手に進めることができるのかがだんだんとわかるようになってきました。

一流になりたい人は一緒に頑張りましょう

■まだ見ぬ後輩へのメッセージ

 

医科と歯科のクライアントがメインの事務所ではありますが、医科と歯科のことだけしか学べない事務所ではありません。

 

仕事は教えますが、学ぼうとする姿勢、一生懸命に頑張らないことには仕事はできるようにならないと思います。

 

自分が楽しく気持ちよくできる仕事ばかりではありません。

 

ただ、誰かのために仕事ができるようになったとき、それは税理士の仕事だけにとどまらず、どこへ行っても必ず通用する人間になれると思います。

 

同じ志を持つ人は一緒に頑張りましょう。